こんにちは、無職です。
無職になると、当たり前に会社がやってくれていた事も、自分で行わねばなりません。
そのため、いろいろ手続きが必要です。
そのひとつが保険。
会社員であれば、社会保険に加入していて毎月の給料から保険料を引いてくれていますが
失業と同時に当然その権利は喪失します。
すぐに転職するのであれば不要な手続きではありますが、今回私は失業したため保険の選択を迫られることに!
「病院なんて滅多に行かないから保険証なんて必要ない!」
なんて方もいるかも知れませんが(うちの彼とかはそのパターンです)、問答無用で保険料は請求されますので、さっさと手続きを終わらせるに越したことはありません。
しかも私はちょっと喉が痛かったり、体がだるいだけで、「重病なのではないか」とそわそわしはじめる面倒くさい人間のため保険証は必須です。
とはいえ無収入の身。少しでも出費は抑えたい!
そんな中保険料をもっとも安く(と、いうか0円)にするならどうやら親族の扶養に入ることがいいらしい。
今回は私が失業して一番最初に悩んだ”保険”について書いてみたいと思います。
保険選択は退職後20日以内に
まず、一般的な会社員が失業した場合、選択肢は以下の3つです。
私もこの3つの選択肢の中から選ばねばなりません。
- 親族の扶養に入る
- 国民健康保険に加入
- 社会保険の任意継続
この3つの中から選ぶに際して、なぜ退職から20日以内に選ばなければならないのか?
それは、3. 社会保険の任意継続が関係しています。
社会保険の任意継続には申請期限がある
さきほど挙げた選択肢3つのうち、社会保険の任意継続については、申し込み期限が退職日から20日以内と決められています。
なかなか厳密で、1日でも過ぎると申請することができないそう。
私は保険のことなど検討もせずに退職日を迎えてしまったので、有給消化中に慌てて国民保険と社会保険それぞれ比較したりして、ドタバタしてしまいましたので、事前にじっくりと検討されることをおすすめします!
保険料だけを考えたら一番お得なのは扶養に入ること
両親や兄弟の扶養に入ってしまえば、保険料はかかりません。
私は真っ先に扶養に入れてもらおうと思いました。保険料高いですもん、、
しかしながら扶養に入る上での注意点もあります。
注意点1:年収130万以下の収入上限が決められている
知っている人も多いと思うのですが、扶養に入るには年収が130万以下でなければいけません。
この点は、私は無職ですのでクリア!
と、思ったらここで落とし穴が。
収入はその年の見込みで算出するため
失業保険をもらう人は年収の130万を超えてしまう可能性があります。
失業保険は受給期間に関わらず、360日受給することを前提として計算するようで
私の場合は完全に130万円をオーバーする見込みに。
そのため、失業保険の申請なんてしないで親のすねかじってやるぜ!って人や、失業保険の給付日額が3,611円以下の方は扶養に入ることをおすすめします!
(※3,611円以下であれば、130万を超えません。)
在職年数や年齢で計算方法が変わるようですが、私世代(30代)の方ならば、大体直近6ヶ月でもらっていた給与の日給の50%くらいが目安ではないかと。
注意点2:親に呆れられる
これは我が家だけかも知れませんが、先日親に「扶養に入りたい」と、お願いした際に
「30歳すぎて何言ってんの!情けない!」と、言われてしまいました。
もう独り立ちしてるんだから、保険料くらい自分で払いなさいよ、払えないなら会社辞めるんじゃないよ、と。
まったくもってごもっともです。
お母さん、こんな娘でごめんなさい。
その後、どうしても困った時には入れてやると話はついたのですが、やはり親世代からすると独り立ちしている大人が扶養に入れてくれなんて情けないと思う人もいるのかも知れません。
まとめ
「親の扶養に入る」って、会社員時代は考えたこともありませんでした。
18歳で実家を出て、一人暮らしをはじめたときに、自分の保険証をゲットして、「大人になったなぁ」なんて思っていたあの頃の自分は一体どこへ行ってしまったのでしょう。
しかしながら、保険料の支払いがなくなるだけで、日々のくらしがかなり楽になるのは事実。
今回私は、失業保険を受給するため親の扶養に入ることは断念しましたが
失業保険の給付日額が3,611円以下の方
失業保険自体を申請されない方(結婚・出産や、体調不良などで休養される方)
は、親族の扶養に入ることを検討されてみてはいかがでしょうか?
また、失業保険を受給するからと言って、扶養に入れないわけではありません。
収入がないわけですから、失業保険をもらうまでは扶養に入れます。
が、受給がはじまった途端に扶養から抜けなければならなくなるため
数ヶ月後には再度保険の手続きをするハメに・・・
手間でない方は試されてみるのもよいかも知れません。